「腫れてるな…」



瞼に須崎さんの長い指が触れる。



「早く冷やさなくちゃ!これじゃ仕事にいけないですからね!」




そんな須崎さんの行動にまたドキッと脈打つ。




「須崎さん、早く帰りましょ?もう2時ですよ!」




これ以上一緒にいたら諦められなくなっちゃう。



それでも須崎さんはアクセルを踏もうとはしない。