ふわっと須崎さんの香りが強くなって、気付いたら須崎さんの腕の中にいた。 ポンポンと背中を優しく撫でてくれる優しくて温かいぬくもり。 今だけ… 今だけでいいから、 須崎さんを貸して下さい。 明日になったらちゃんと返すから…… 今はこの腕の中にいる事を許して下さい。