「瞳も食べるー?」
「要らない。」
馬鹿。
食べるわけないじゃない。
本当分かって無いんだから。
彼の頬に手をやり、爪先を立たせてそっと唇で彼のそれに触れる。
「……もしかして瞳サン妬いたんデスカー」
「あら、斎(イツキ)くんは私が妬かないとでも思ったの?」
指先でそっと触れた彼の唇は暖かくて。
「瞳サン誘ってるんデスカー」
「さぁ?どうでしょうね」
『私だけを、見て欲しい』
どこまで目の前に居る彼に、神経を侵されてしまっているのかと、自分で自分に嫌気を感じる。
けれど ああ もう
「―斎くん」
「んー?」
「すきよ」
「わー何か瞳サンが可愛いこと言ってるー」
「うるさいわね」
彼の手がそっと私の髪をかきあげ、頭の後ろへと回される。
そうして今日も私達は、司書室の片隅で秘密のキスをする。
俗に言う【後書き】的なアレです
まずはこのような陳腐な作品を読んでくださり、有り難うございます
そして更新停滞宣言をしたすぐ後に書いてごめんなさい(苦笑)
急に浮かんでつい書きたくなってしまい書いちゃいました
クーデレが書きたかったんです
クールデレデレー
ちなみに瞳サン達は前々から私の頭の中に居たカップルですが、斎くんは私のキャラでは無いです
友人のキャラを借りてきました(了承済です)
ではでは
改めましてこんなページまで読んで頂き有り難うございます
少しでも気に入って頂けたら幸いです
ではではー
2008.12.13