御両親は、落ち付いたみたいで

座っていた。

達哉が出てきた。

「先生!達哉は?」

初めにお母さんが…

「なんとか、落ち付きました。」

「会えますか?」

「少しなら……」

両親は、病室に向かった。

「あの!私も…行っていいですか?」

「いい…「ダメです。」

お母さんにそう言われた。

「もう二度と達哉には会わないでもらえる?」

会うことすら許されなくなった。