「達哉?」

「ん?」

「何それ……」

「え?」

達哉の足元には大量の髪の毛。

気持ち悪いぐらいの

髪の毛……

「もしかして…副作用?」

「うわっうわっうわあああああ」

「達哉!落ち着いてよ!」

達哉は、狂ったように

暴れた。

海なんて

来なきゃ

よかったね