私と結衣…

そして、何人かの女子は、

屋上に行った。

「本っ当!バカだね~(笑
私にいじめられてんのに……」

結衣は、おなかを押さえながら笑っていた。

私は、今の状況すら分からなかった。

「ねえ…どういうこと?」

「何が?」

結衣の冷たい目。

「どうして?私たち昔から仲良くして…」

「仲良く?どこが?私は、ずっと嫌いだったよ。」

ずっと……?

「アンタの上から目線な態度とか。自分は正しいって正しいことしてないくせに…気取ってるとことか。 男を片っ端から、使ってくとことか。」

「結衣。」

「だから、名前で呼ばないで!」

「ごめん。」

結衣は、私の嫌いなとこをたんたんと言った。

私は、涙が出た。

でも……すぐに拭いて、弱いとこを見せないようにした。

「私の好きな人も取った……」

「え?」