“…ねぇ、アリス……きみは…僕のこと…


どう思ってる…?想ってくれてる……?


…もし、もしも…、僕と同じなら………”




わたしは

叫んだ―



「ッ…いかないでよっ!!バカ白兎っ…わたしも……わたしも連れていってよぉ…!!!」


体を引きずった


動かない腕も、足も、ぜんぶ…


きみに醜い姿を晒しても…



…“一緒”にいきたい……!





“…アリス…


…“さよなら”じゃないから…


僕の言葉に…答えて……?”




ウォルナットが優しく、

わたしを遮る。




…なんで…“約束”……したじゃない…。