先生があたしを好き…?


放心状態になっているあたしに先生は言った。


「最近気になってた…。こんなのおかしいよな?教師なのに。」


ゆっくりとこっちに歩み寄ってくる。


「いやっ!」


逃げようとしたが腕をつかまれた。


「待て!」


「やだ!はなしてよ!」


あたしはおもいっきり手を振り払おうとしたがダメだった。


どうしよう…。


と、そのとき。


他の先生がはいってきた。


先生は手をはなした。


よし!


あたしはいっそいで教室に逃げた。


教室についたころ、あたしの顔は涙でくしゃくしゃだった。