仕方がなく一人で帰ることにした。

今日はなんか違う帰り道で帰りたいなぁっと思い、いつもと違う帰り道で帰ることにした。

その帰り道で久しぶりに見た公園があった。

その公園は昔、蓮とたくさん遊んでいた公園だった。

懐かしいなぁ....。

いつもここの公園で蓮と遊んだっけ?

と思いながら立ち止まって公園を見つめる自分。

「あれ?お前水野じゃん!久しぶり!俺のこと覚えてる?」

「?。あれ?たしか...。えっと....。あっ!もしかして、加藤!?」

「そうそう!!お前、頭良いから阪野と蓮だけですこし遠い高校にいったんだよなぁ?」

「うん。そうだよ。瑠美も蓮も同じ高校受かってその高校に行ってるよ。」

「そっかぁ....。俺はバカだからバカ高校行ってるけどな!」

「何言ってるの!加藤も頭いいじゃん!加藤ならうちらと同じ高校行けたじゃん?」

「まぁ、そうなんだけど、俺さぁ野球したくて水野とか行ってる高校にしなかったんだぜ?そこ、野球部無いからさ.....。」