ｷﾝｺｰﾝｶﾝｺｰﾝｷﾝｺｰﾝｶﾝｺｰﾝ...

と、チャイムが鳴った。

蓮と私の席はそんな遠くないのに、遠く感じた。

なんでだろう？

なんか、よく分かんないや....。


そんなことを考えてたらあっという間に学校の授業が終わってしまった....。

「可憐、お前今日サッカー来る？」

「うん。今日は行くよ。蓮どうかした？」

あっ、そう言えばサッカーのマネジだったけ？
と、言っても週に３～４ぐらいしかいけないけどね。
まぁ、サッカー部のみんなは人気もあるし、その分マネジが多いから
曜日ごとに誰が行くのか
決まってる。

「....。いや、なんもねぇ。ごめん。じゃ俺着替えてくるわ。」

「はいはい。いってらっしゃい。」

蓮はあっという間に部室に行ってしまった。

「お～い、可憐ｯ！今日のおにぎり大きめにしてくれ！」

「はぁ？みんなと平等だから無理だし。頼むんなら瑠美にいったら？」

「可憐のけちめ。いいし！瑠美に頼むもん！」

「どうぞご勝手に。」

「可憐ひどいし！瑠美ならすぐにいいよって言うのに...。」

...。瑠美は悠也が好きだら優しいんだよ？