その娘の席は窓際の後ろから二番目。

あたしの前になった。

「よろしく!んーと…杉本さん?」

「…あずさでいーよ」

「わかった!あずさね!」

二カッと笑って前を向いた彼女。

―あたしとは合わないかな?
なんて思っていた。


「ウチは美依って呼んでね!」
突然振り向いてそう言った。

「う…うん」

「ありがとっ★」

テンションたっけー

第一印象がこれだった…(笑)