葉桜のむこう ぼんやりと 霞んだ月が 目に映る ひとりきりの足音が 静かに アスファルトを鳴らして 好きなものを好きと 嫌いなものを嫌いと ためらわずに 口に出せたなら もっと綺麗に 月はみえるのだろうか あいまいなわたしの あいまいな気持ち 朧月夜のように