ほんのりと

ひかりさす


夜の終わりが


近づく





早起きな鳥の声




こころのさみしさは


何でうめましょう




指輪も



ピアスも



新しいマニキュアも








大地を


空を




蒼く染め変えてゆく



夜明けほどに



わたしを満たさないから




河の音が



静けさのなかで





ひびく


一時も


とどまることなく




時間のように






耳をかたむけて



瞳を閉じないで



こころを



あたためる


すべを



ほんとは



みんな



知っているから







空が


こがねいろに




かわった