それは


ずっと



ずっとここに


たたずんでいて






駆けると



音のなる


サンダルを


はいていた





あのころから




ずっと








見上げた




てっぺんに





揺れる















しなやかで



たおやかで




そして





流されて




たおれない







柳の




太い




幹に





頬を





あてた