あなたのコトバが

私を壊すためならば

その思いは

達したことでしょう



わたしのココロの

やさしい部分

小さなかけらになって

すくい上げる指先は

涙をながす



もしもコトバが

人を傷つけるためだけに

存在するならば

わたしは

自分を消しましょう


もしもコトバが

自分のココロをうつすなら

あなたは

自分のココロを

誇りに思えるのでしょうか




わたしは

コトバの


残酷さも

喜びも

ちからも

信じている


放たれた矢が戻らないように


放たれたコトバ

取り消せないことも



だから


忘れない


矜持をいつも