「イイってイイって~それより大丈夫だった?」


「はい、ホントゴメンなさい」


(よかったぁぁ優しそうな人で)


「あれ?紗耶華は?」


「そいえばいないネ」


「あッ来た」


「あったァァ!助かったァァッ…て悠也達知り合い?」


「違うよ、今ぶつかっちゃって」


「そーなんだ、じゃあ紹介しないと♪」

「あ、私、北垣恵っていいます。」

「で、ウチが斉藤千華。ヨロシク☆」

「俺は萩原悠也(はぎわら ゆうや)ヨロ。」

肩くらいまでの髪をライトブラウンに染めている。
顔はアイドル並にカッコいい。

「で、俺が~」

と、ボウズ頭の男が紹介しようとしたとき

「さてさて、アド交換するか」

と、悠也がかぶせた。

「あ、後でウチがメールで送るから、てか急げ~」


ふと集団をみると中に目を引かれる人がいた。