「あーれぇ?なーにしてんのぉ?」

紗耶華の声だ。

「紗耶華ッ!!?」

「千華は今どうしてるかなぁ?」 

わざとらしく問いかけてくる。

「千華ッ…ハァハァ…」

西倉庫に着いたため足を止めた。

「千華は紗耶華のとこにいるの?」

「さぁ?分かんないなァ…フフ…」
ブツッ 

ツーーー


「紗耶華…」

今まで仲が良かった紗耶華に初めて怒りを覚えた。

ピロリロリロリン♪

メールを受信した。

紗耶華からだ。

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紗耶華:無題
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良いもの見せてあげるね☆

添付ファイル 一件
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写真が添付してある。

「…!!!?」

驚きで声もでない。