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「…んー。あ、お風呂入んなきゃ」
よいしょ、と重たい体をベットから引きずり出し、立ち上がってから伸びをしてみる。
ふと視線を下にずらすと携帯の青い光が主張しているのが見えた。
誰からメールだろう。
『おはよう
始業式から早速サボりー?
今年も優希と同じクラスだったよ
よろしくね!
てことで明日はちゃんと学校来な♪
すみれ』
「やったぁ。2年連続すーちゃんと同じクラス……
ってえーー!!
し、始業式!?」
あわてて携帯の時間に目をやると、もうお昼を過ぎたところだった。
やばいやばい。日付変わっちゃってるよ。