今日は裕のおそうしき








学校からかえったあと

マキちゃんから

おそうしき来てあげて

って電話がかかってきた










ほんまは行くんがこわい






あたしの中で裕は
まだ生きてるのに

死んだことを
うけいれなあかんねやろ?







いっても大丈夫なんか

不安いっぱいで
足を動かす























マキ「美花ちゃん..
  来てくれたんやね..」





ついてすぐマキちゃんに
声をかけられた..






小さくおじぎをして

写真をみた



























『..なんで...』








マキ「...美花ちゃん?..」




















遺影のなかの裕は


めっちゃ幸せそうな顔してて








なんで?

って言葉がでてくる..











うちが大好きやった裕の笑顔...







「愛沢!
 この問題こたえろー」



『えっちょぉ聞いてへんかった!
 裕!おしえて!』




裕「しゃぁないなぁ
  I love you。」




『えっとー…
 I love you!!』



「なに告白してんねん」



『えっ?!』



裕「アヒャヒャ!!
  おまえ絶対あほや!」



『うっわ嘘やんかぁ!!
 裕のあほー!』















裕のあの笑顔みたら

裕とのおもいでが

いっぱいよみがえってきて....













ガタッ


マキ「美花ちゃん?!」