亜美「え?」






『やからな、あたし亜美と裕が
 付き合ってるんわかってるけど、

 やっぱ裕が好きやねんやんか。』






















亜美は1つ1つ
言葉を選んでるみたいで..
















亜美「..あ.んな...今はちゃんとした
   事言われへんけど...あたしは

   何があっても美花には横を
   あきらめんといてほしいねん..」





『え...』




亜美「とにかく今は何も言われへんけど
   そういう事やから、ごめんっ..」



柚奈「ちょぉ待って!」





















叫んだんは柚奈...








柚奈「亜美..ごめん..何があんのかは
   よぉわからんけど避けたりするん
   めっちゃ最悪やんな...
   前もいいすぎてもうたし..
   ほんま..ごめん...」
亜美「..全然ええよっ..」




柚奈「あんな...もしよかったら..
   前みたいに3人でいたいんやけど..」







亜美「..ありがとう..でも..
   美花に結局なんも
   言われへんままやし...」






『あたしも..亜美とまたいたい..
 亜美が言うてくれるまで待つから..』





亜美「美花..ありがとぉ..」




柚奈「ほんなら帰ろかぁ!」



『おんvV....あぁ!』



柚奈「どしたん?」




『教室にノート忘れてもうたぁ!
 ごめん!先帰っとって!』



柚奈「おん。わかったぁ♪ばいばーい!」























教室に入ってノートをとってるとき

目に入った裕のかばん。






『裕..まだおるんや。』