大「実は14年前に東京離れてね
  大阪行くとき
  この桜の木下で
  大好きなこと
  わかれたんだ
  今でも忘れられないんだけど
  顔が思い出せなくて
  名前分からなくて
  思い出せるものがないから
  思い出そうって
  思ってるんだ 
  今でもその子のこと好きだし
  会いたいんだ」

俺なにはなしてるんだろ

美「そぉなんだぁ
  美桜もココ、思い出の場所だよぉ
  よく仲いい男の子と遊んでたんだぁ
  このネックレス、その子からもらったものでね
  実際はネックレスはお母さんのなんだけど
  くれたんだ
  でもその子も引っ越しちゃった
  どこか忘れたけど」

大「なんか似てるね
  俺ら・・・」

美「だね^^」


一瞬フラッシュのように
昔の映像が映し出された
それは・・・昔、大好きだった女の子の笑顔だった
なんとなく似てる気がしてた」



それからは美桜がする仕草、一つ一つが
昔大好きだった子の仕草に似てて
時には、本気で信じてしまった・・・

美桜の笑顔、

目を擦る仕草

歩き方

走り方

喜び方



全てがあの子の仕草と同じだった・・・
ねぇ、信じていいのかな?
でも、美桜には好きな人がいるんだよね
ネックレスくれた男の子が好きなんでしょ?