「ケイジw」
「またお前がとなりかよ」
「いいじゃん。」

「まぁ・・・むさいやつよりはましだな。」


「ねぇ。このクラスって男子だけ?」
「いや・・・ほら、あそこに・・・」

指さした先にはショートカットの確かに女子の制服を着た女の子が座っていた。

「よかったぁw」
「よくねぇ。あいつには近づくな。」
「?ナンデ?」

「あいつ、ヤバイ人だから。」
「?」




そんなことをしている間にHRは終わった。


「いいなぁ。ケイジ。みーちゃんの横。」

「みーちゃん!?」
「おい。アヤが引いてるだろ翔。」
「あーごめん。ごめん。」

「アヤ。コイツは、大分翔(オオイタ ショウ)」

「どっ、どうも。」


な!?

この人かっこよくないですか?




「みーちゃん。ケイジ、この学校で結構あれちゃったの。」
「はぁ。」
「中学の時とは少し違うでしょ?」
「はい。」

そういや、髪型が・・・なんか髪の毛が・・・

さらさら・・・

なんかいいにおいもする。

ん!?

耳に穴が!

「ケイジもしかして・・・」
「もしかして頭張ってたりする。」

「えええええええええええええええええ!」

「アハハ みーちゃんびっくりした?」
「だって、ケイジって呼ぶのみーちゃんと俺ぐらいだよ。」

「そんなことねーよ」
「山田クン。成長ぶりにびっくりだよ」
「あからさまでキモい。」
「はい。」