そして、ラスト2秒で到着。


「もう!ケイジ!」
「なんだよ。ぎりぎり・・・」

ケイジを後ろを振り返るをアヤの髪の毛が・・・




極限にばっさばさ・・・。


「今からまたセットしなくちゃいけないじゃん!」

「いいじゃん。気にすんな。」




「美空アヤさんですか?」

「はい!?」

アヤが後ろを振り返ると、なんだか背高のっぽの先生だった。

ん?どっかで見たことがある。。。


「おい!神輿先生!」
「なんだ、山田も一緒だったか。」


神輿・・・

神輿!?


「神輿慶介!!!」

「あ、そう。おれの弟。」


話を聞いてみると、神輿慶介のお兄さん。
国語教師の神輿晃介(コウスケ)先生らしい。

「君は山田と同じ1年の電子科だな。」
「はい。」
「おれが担任だからよろしく。」
「わかりました。」


「あ!それから、山田お前は・・・」
「いや、ケイジはあたしが学校を外回りしてから送ってもらったので・・・」
「それは転校生にやさしいな。」
「神輿先生よろしく。」
「仕方ないな。」