アケちゃんの実家は
小さな旅館を営んでて、
お母さんとは昔
お水をしていたときに
仲良くなったらしい。


アケのお家で2~3日
ほど過ごして、
段々と分かってきた。



「…かあ……」


「お……さ…」



「おかあさん!!!」



「あっゴメンね!!
どうしたの?」



何度も大きな声で
呼んでも反応を示さない母に違和感を覚えてた。

「…おふろは?まだ はいらないの?」

「お母さんもう少ししてから入るから、舞ちゃん1人で入れる?」


「うん、はいれる!!」

「あ、待って×o2」


アケちゃんがパタパタと
小走りで近づいて来た。

「舞香ちゃん、アケちゃんと一緒にお風呂入ろうっ★」


まぁ2~3日も経てば、
アケちゃんの派手さや
テンションの高さも
話し方も慣れた。


「恵ちゃん良い?」

「あたしは…良いけど」

お母さんは私を
気遣って、心配そうな
顔をして私を見た。


「じゃあ まいちゃん
アケちゃんとはいる」



この時 めちゃくちゃ
笑顔だったけど、
本当は緊張して
ヤバかった…。