はぁ…

もう日付が変わっている。

今の時間は深夜の一時になるところだ。

何だかんだで風呂入ったりテレビ観たりで、いつも寝る頃には日付が「今日」になっている。

はぁ〜〜……

出したくもない溜め息が何度も出る…。

ウザイ…

はちょっと言い過ぎたな…。

私はいつもこうだ。今更反省したって遅い事だし、反省しても結局改善されないまま、また同じ事を繰り返すんだろうな…
と思う。

そんな自分の甘さがたまらなく嫌。


……でも、翔にくらいは、そんな風に甘えてもいいと、心の隅では思っているに違いない。

そうでなかったら私のこの性格は改善されてるはずだ。


今日…じゃなくて昨日、フレッシュでゆりの話を聞きながら、お茶をして間もなく、ゆりの携帯に電話が入り、ゆりは帰って行った。

ゆりの友達の矢島梨杏から遊びに誘われたようで、

「ゴメンね…なんか付き合わせちゃったのに先帰って…」

とゆりは申し訳なさそうにしていたが、私らに気を使ってくれたんだと思う。私らを2人にする様に。

「あとは2人で上手いことやって!」

と手を振りながらゆりは店を後にした。