恐る恐る腕の先を見ると茶髪メッシュの美沙のロングヘアーが彼の視界から消えていた。

え?

嘘…どこ行ったん?

消えたん?

途端に腕に激痛が…

なんと彼の腕は、一瞬のうちに背後に回った美沙に逆間接を取られていた。

「痛たたたた…」

しかし悲鳴は長続きせず



"ボキィッ!"


鈍い音が響き渡り

『うぎゃ〜』

男の悲鳴…高音マジバージョン

「なかなかいい声やねぇ〜。やっぱり骨は正直よねぇ〜」

満足気な彼女は笑顔で腕を押さえのたうちまってる男を見下ろしていた。