「じゃ~、理科室で話そうか」


  「は-い」



  木野は何も言わず
  先に歩き始める。


  その代わり
  私と先生は並んで歩く。



  
  「何か、考えてる?」



  先生に聞かれる。



  「え、何かて、何を??」


  「企画」


  
  あ、そういう意味ね。
  変なこと聞かれるかと想った。




  てか..!
  何も考えてない…。


  
  「な、何も..」


  「だ-と思った」


 

  「何よ、それひどいッ!」