「おはよ-」


  

  真綾の元気な声。


  正門の前で
  待ち合わせた二人。






  「おはよ」



  それとは対照的に
  元気な-しな声の私。





  
  「未来、元気ないよ-?」


  「え、いや別に..」






  お願いします!
  神様!


  先生だけには
  会わせないで…。






  
  「お、葉月、岬-」



  願った瞬間。


  
  神様..
  私を見捨てたのですか。