「み-く-?」


  「…へ!?」



  真綾の声がして、
  意識が戻る私←



  「早く、帰ろ」

  
  
  そう言われたけど、
  真綾には先に帰ってもらわないと…。

  
  先生に手紙が
  渡せない。



  
  「あ、ちょっと用事あるからさ、先帰ってて!」


  「…? う、うん」



  
  真綾..

  行っちゃった…。