…朝。 いつもの時間。 電車の中。 き、気まずい…。 隣、 先生。 な、泣きそう…。 助けて- 「ど-したん? 黙って」 先生の 優しくて低い声に、 どきどきしてる私。 プラス + 泣きそうなってる。 「…べ、べ…っ」 “別に” そう言おうとしたけど、 涙が溜まって、 言葉が詰まる。