「…先生……っ」



  先生は、笑顔で、
  周りの女子と喋ってる。



  ズキン...


  胸がすごく痛い。
  壊れそうなぐらい。



  この時間帯になんで…?
  普段なら誰もいないのに……。


  
   
  私は、何分か
  先生を見つめてた。


  ほかの子と、楽しそうに
  笑顔で話す、先生を。


  先生は、全然
  私になんか気づいてくれない。




  ねぇ、先生。


  私に気づいてる?
  いつも、先生のこと考えて、探してる。

  いつか、気づいてくれるよね…?
  

  
  先生のこと、
  信じてるからね。