時間は3時を回り…テレビ画面には数々のニュースが流れている。 あまり良いテレビ番組がやっていなかったのか、あたしは知らぬまに机に顔を伏せ寝てしまっ ていた。 あたしが目を覚ましたのは、夕方の6時。 もういい加減翼は帰ってきてもいい時間なのに…まだ帰ってなかった。 不安になったあたしはすぐに携帯を開き、翼に電話をかけた。 翼…お願い。 出て。