「…………―っ…」 「――ンッ…!!!」 馨君!!! 離してっ!!! 離してよぉ―……… その時―… 私の口は開放されて… 隼人の腕の中にいて… 目の前には… 馨君が…――倒れて…る…?? 「かっ馨君っ!!!???」 なんでっ!!?? 「ガキが杏に何してんの??」 「いってぇ……」 隼人が…… 「殴ったの…??」 「……あぁ」 今まで見たことないよ。 そんな怖い顔――…