―1月5日
お正月が過ぎた。
あの日と変わらず、私と馨君の間には会話がなくて…
そんな生活に慣れて時でした。
隼人に会ったのは―…
「じゃあ買い物行ってくるね」
「あぁ」
……はぁー
もうその返事も慣れちゃったよ。
でも、前よりちゃんと勉強してくれてるし!!
って!!
私は家庭教師なのに、家政婦みたいなこともしてない??
仕方ないか…
馨君の家族は、誰も帰ってこないし。
「はぁー…」
今日は何がいいかな??
お鍋とか???
でも2人だし…多いか。
安いし魚でいいや。
なんか、詩帆ちゃんが言ってた通り…おばさんかも。