そして、朝になると一通のメールが届いていた。

先輩からだ、
『新しい部員が入ったので今週は毎日部活をやります。参加するように』


朝からテンションの下がるメールだった。


そして、学校に行き授業受け、放課後に部活をする。

こんな退屈な毎日を俺は二週間ほど過ごした。







二週間ほどたったある日、

濱野が改まって、


濱野「俺さぁ、あの部活やめようかな。」


唐突な一撃だった。


俺「何で急に?」


濱野「先輩弱いじゃん!強くなれるきがしない!それにバイトも少ししたいし…」


俺「そっかぁ、とりあえずくるみ先生に相談したら」

濱野「やっぱそうだよな。じゃあ今から一緒に行こうぜ。いいだろ!」


俺「あぁうん」



やはり、なすがままに俺はくるみ先生のところに連れていかれた。


職員室に入りくるみ先生の机に行くとくるみ先生がいた。

くるみ「どうしたの?二人そろって。凸凹コンビみたいね(笑)」

濱野「あの……………………………………………………………………………………」


濱野のはくるみ先生にやめたい事と理由を話した。


濱野は先輩が弱いを一番の理由にしたみたいだが、俺にはただバイトしたいからやめたいとしか聞こえなかった。

なんとなく、濱野の人柄を掴んだ感じがした。