次の日、学校に行くと俺は唖然とした。


昨日の入学式は一年ばかりで、まだ黒髪が大半をしめていて、まだ真面目な学校に見えた。

しかし、今日はどうだろう!?

今日は全校が集まっている。
その中にはキチガイのようなやつが沢山いる


髪型がおかしいやつ!


髪が白いやつ!

金髪!


そんなのばっかりだ!


こんな環境で、三年間過ごす事に俺はどん底まで落ちた気がした。



集会が終わり、一年はクラスに戻った。

俺は二組だった。

二組はわりかし普通のやつばかりだった。

ただクラスの端のほうに二人変なのが座っていた。


名前は、森に森田だった。


初めて見た時から、こいつとは絡んじゃいけないと思っていたが、まさかの同じクラス。

ついてない…



でも、これがきっかけで、俺の人生は狂うんだ!



ホームルームが始まった。

担任はくるみと言う変わった女だった。


くるみ先生は弱々しく


「はぁい!
今日から二組を持つくるみです。一年間みんなは同じクラスなんだから仲良くしなさいね」



クラスのほぼ全員が鼻で笑った。
それはきっと、あの.く・る・みという名前のせいだろう。


おれも笑った。
でも、周りを気にする癖がでて、変な笑いになったのは間違いない。


そんな中、くるみの話に目もくれずに話してるやつらがいた。

やはり、森、森田!


何の話をしているかはわからないがきっと、女の話だろう。

女見回しては笑っているからな!




しばらくしてから、くるみが自己紹介をするといいだした。


そして、次々に立って、自分の出身校の事は部活か何かをしている。



「次は、藤井君!」


急に呼ばれて焦りながらも、出身校と剣道をしていたこと言いすぐに席についた。



やはり恥ずかしい。

こうゆうのは慣れないものだ。



次々に回っているうちに、濱野という、太った男の番になった。

「出身校はとなりの中学で、剣道をしていました。」

(剣道!!)
俺は剣道してたやつがいたことに少しうれしくなった。