グランドに降りると、一人もくもくとボールを蹴って練習している人がいた。


その人は金髪でパーマのかっかた人で、体は細身だった。


森「ちわーす!落合先輩!」
落合先輩「おう!」

と一言言った。

その人は落合という人らしい。落合先輩は誰も寄せ付けないオーラをだしながらもくもくと練習していた。


グランドに降りてからは、一年は何人かでパスの練習を始めていた。


すると森と、名前は…確か原だっただろう、
二人が近づいてきて、


森「じゃあ、パス教えてやるよ!やり方知ってる?」

知っているわけがない!

テレビで何度かラグビーの試合を見たことはあったが、ルールはもちろん点の入り方さえしらない。

ただ、ラグビーボールの楕円を生かして、スピンさせながらパスする事はなんとなくしっていた。


俺「回転させて投げるやつ?」


森「あぁーそれもあるけど、もう一つあるんだ!無回転で投げるやつが!」


俺「あ、そうなんだ。」

森「おし!じゃあ教えてやるよ!原!頼んだ!」


原「俺が!まぁいいけど。」

などと会話をして森はちがう場所にいってしまった。

なんとも無責任なやつである。

原「じゃあボール持ってみ」

そして、原のパス講座が始まった。