いや……もうマジぶっちゃけるとね、もう抱き締めてチューしてやりたいんですよ。


でも彼女は目が見えないわけで……。


いきなりそんなされたら絶対怖いはず。


だって目隠しされた状態と同じなわけだろ?


そんな状態いきなり襲われるのって……レイプされるみたいなもんじゃん……。


だから、落ち着け俺。


我慢。


ため息と一緒に欲望も吐き捨てる。


「バーカ」


俺は水上の頭にポンッと手を乗せた。


「目ェ見えなくたって水上は水上だろ。
俺、確かに一目惚れから入ったけど……今は水上の性格にも惚れてるから。
趣味合うし、一緒にいてすげー落ち着くし……。
だから俺がお前のこと嫌いになるなんてない!
絶対ない!」


顔が熱くなる。


ヤべ……ハズい……。