……って!!!!!!
「センチメンタルな俺、気持ちわり───────────ッッッ!!!」
「……何があったんだ一体」
寿也が苦笑してるけど気にしない。
「寿也!」
「なんだよ」
「俺はポジティブでこそ俺だよな!」
「それしか取り柄ねえからな」
「いや、イケメンだし頭もいいぜ……って言いたいところだが!
もう俺にこの容姿は必要なくなったんだな」
「相変わらず全く脈絡ないな、お前の話って」
俺はバシッと自分の頬を自分の両手で叩いた。
グズグズ悩んでたって余計こんがらがるだけだし、それに時間は流れるもんで!
ホラもう月曜日!
今日からまた学校!
「だって好きになったもんは仕方ないじゃねーかあああああああああッ!
目が見えなくたってアイツはアイツだ!
つーか目見えないって分かったわけだから、これからはそれを考慮して効果的なアピールが出来るってわけだろ!?
っしゃあああああ!!!
頑張るぜ───!!!」
「……朝から元気だな」