着いた教室は三年一組。


教室に三年生はいなかった


そこにいたのは
藍と同じ進路係の人たち


紙が散らばった教室には


名前も知らない。
顔は見たことある…?


そんな
初対面の面々が集まった。



「じゃ〜
そういうことだから。」



軽く仕事内容を話した先生は
私たちが理解する間もなく
教室をあとにした。



「優、ごめんね」


藍は
付き合わせたことを
手を合わせて謝った。


「教室のみんなは頑張ってるし、
うちらのやる事は終わったし…
謝らないで♪」



私は優しい藍が大好き。