家を出たオレ達は歩いて学校へ向かっていた。オレ達の通う学校は桃城高校(モモシロ コウコウ)通称桃高。

なんかけしからん名前だなと思った奴は
今日の放課後オレと一緒に校長の所へ
レッツゴーしないか?

渚 「!?」

ビビった!急に雫が腕を組んできた
まぁ胸は…ドンマイ
こういうのは漫画とかでよく見るけど
非常に歩きにくい。嫌な顔せず普通に歩いている漫画の主人公。君に花束を上げたい

渚 「おい ちょっと歩きにくいからやめろよ」

雫 「手…だけでもダメ、かな?」

きたー!上目使い。雫も使い方上手いよな
当然断れるハズもなく

渚 「手だけ、だからな!」

雫 「うん!」

雫は可愛い返事とともにオレの手を握ってきた。小さい手だよなー
オレはそんな雫の手を強く握った。
雫も握り返してきて、それが嬉しかった。