渚 「今日はどこ行くんだ?」

雫 「ごめんね……決めてないの…」

そんなしょぼーんとすんなよ。

渚 「気にすんなって!とりあえず街行ってみるか」

このあたりはなかなか都会で、少し遠くへ行けば色々ある街がある。

とりあえず駅行くか。

渚 「つーことで駅行くぞ」

雫はトコトコとオレの後ろを付いて来る。

オレの歩幅に合わせようと必死だな。

オレは雫の歩幅にあわせてやった。

雫はそれに気付いたか急に笑顔になった。

雫 「渚、ありがとね」

渚 「なんのことだ?」

気付いていたが適当にとぼけておいた。

俗に言う、照れ隠しってやつだろう。


そんなこんなで早くも駅についた。