夕顔も泣いている。私は夕顔を抱き締めた。



「夕顔ごめんね。ママ美憂に手がかかって夕顔の事構ってあげられなかった。



美憂はパパに任せて、夕顔と一緒にお風呂入ろうかな。


免許取ったら二人で又買い物に行こう。



お揃いのビキニ買って海に行こうね。



夕顔の事大好きだよ!」



夕顔を力一杯抱き締めた。


「夕顔もママ大好きだよ!

ママ早く免許取ってね。又ママと一緒にお風呂入れるんだ。


パパにママ取られないようにしょっと。


ママ今日は一緒に寝ようね。」




一輝が夕顔を見て、『夕顔ママは俺のだから、そこは譲れない。



俺もママと一緒にお風呂入りたいのに、



近頃断られてばかりだよ。


それからお揃いのビキニそれは駄目だな。



夕顔のは許せても、ママは絶対駄目!』




一輝なんで話がそこに行くの。



夕顔が笑う。



「パパはママの事になると、バカパパになるね。



ママの事愛してるのは分かるけど、



いい加減にしないと、ママにウザガラれるよ!」




私は思わず吹き出した。