「ママが駄目でも夕顔イマージュに行くから。 」



『華夕顔何言ってるんだ?』



「だからあの向坂さんが、夕顔の髪カットしてあげるとか言ったみたい。」



『なんだそれ!』



「パパ健兄ちゃんはママ狙いだよ多分。」



「「はぁー。 」 」



私と一輝の声がハモった。


あり得ないあり得ない。首をブンブン振った。



『俺矢口に聞いて来る!』


「一輝待って!今一輝裸だから落ち着いてね。」



ああそうだったと思い止まる一輝。



「一輝いいから夕顔と美憂お風呂に入れて!」



『分かったけど、俺アイツどうも気にいらない。


なんか平気で馴れ馴れしいし。』



私も同じ気持ちだから大丈夫だよ。



早く用事を済ませて帰ってもらわなきゃ。