一輝の実家は自分の実家みたいだから大好き。



お父さんもお母さんも兎に角優しい。



玄関で私たちを迎えてくれた。



お姉さんの恵子さんが美憂を抱いてくれる。



「華ちゃん布団ひいてはあるから少し休みなさい。」


恵子さんは時々マンションに来て、



私を助けてくれる。



私はお言葉に甘えて横になる事にした。



夕べも美憂がぐずりあまり寝ていない。



私は布団に潜るとすぐ眠ってしまった。



「パパママ寝ちゃったよ。」


『夕顔ママあまり夜寝てないんだよ。


みーたん泣くからママ寝れなくて可哀想。


だから少し寝かせてあげようね。』



夕顔が頷く。



「パパ夕顔ジージと遊んで来るね。


ジージ公園に連れてって!」



夕顔がジージと出掛けた。


「みーたん寝たみたい寝かせて来るね。」



『姉さんありがとう。』