赤ちゃんの舌はまだ甘いとか分からないんだよ。



だから味のないオッパイもミルクも飲めるんだ。



オッパイから中々離れない一輝に、



「パパママのオッパイ触り過ぎ。


ママなオッパイはみーたんのだからね。」



一輝の真剣な顔。



『嫌違う華のオッパイは俺のだから。』



コラ一輝いい大人が本気になるな!



どついたろか!(何故か関西弁)



こんな事してる場合じゃないよ。



「一輝早く出掛けないとお昼になっちゃう。」



私が美憂を抱き、夕顔が荷物を持ってくれた。



一輝の運転する車で、一輝の実家に向かう。



私も運転出来たらいいなぁって思う。



美憂がいて買い物に行くのがとにかく大変なんだ。



今私は車の免許を取りに行きたいと思っている。



でも中々一輝に話せないでいた。