教習所では啓太と毎日一緒にいる。



初めて車を運転した時、あまりの緊張で体がガチガチになってしまった。



教官には本気で免許とるきとか言われるし、



泣きたくなる。



そんな時啓太はいつもそばにいてくれる。



『華一緒に免許取ろうな。俺さ色々あってかなり参ってる。


沢田には悪いけど、華と又楽しい時間を過ごせて、


俺癒されて幸せなんだ。』


啓太そんな事言わないでよ。



私は啓太の隣にはいれないんだよ。



啓太そんな事分かってるよね。



私は人妻。



啓太は彩夏への気持ちを誤魔化してるだけ。



今私がこうして啓太のそばにいるから。



でもこれは違うでしょ。



お互い好きなが人いる。



私と啓太の間にあるのは友情だよね?



啓太錯覚しちゃ駄目!



迷ったりしないで彩夏を受け止めてあげてよ。



「一輝が啓太と話しをしたいんだって。」



『沢田が俺となんで?』



「うーんなんかね、男同士の話しがしたいらしい。」


『分かった、帰りに華のとこ寄っていい?』



「うん一緒に帰ろう。」