居酒屋の中は人だらけ。



啓太と彩夏を探した。



『先生こっち。』



啓太に呼ばれ前の席に、一輝と私、夕顔と美憂が座る。



啓太が司会らしい。



『多分これでみんな揃ったと思うので、



今から同窓会を始めたいと思います。



まずは沢田先生からお話してもらいましょうか?』



一輝は先生をしてるだけの事がある。



急にいわれてもまとめて話す事ができる。



「二年前の約束を果たせたな。



こうして又おまえたちに会えて俺は嬉しい。



ここからは私事だが、俺は姫野華と結婚をした。



子供も生まれ一才になった。



俺の大切な家族を紹介して置く。



長女の夕顔と次女の美憂だ。



それと俺の妻の華。



こるからも家族共々宜しく頼みむな!』



私たちが頭を下げると拍手が沸き上がる。



みんなが沢田先生華ちゃんおめでとうと言ってくれた。



本当に私は幸せだ。



私にこの幸せをくれた一輝に心から感謝している。




バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生。






完。