「本当に本当なの?啓太彩夏と付き合ってるの?だって啓太彩夏の事、


友達としか思えないって、彩夏の告白断ってたよね。

なのにどうして?」



「それは彩夏が頑張ったんだよ。


何回も告白して何回も断られでも、


彩夏は啓太を思い続けた。

その彩夏の啓太一筋の熱い思いが啓太に届いたんだよね。


奈美啓太よりいい男はいくらでもいるよ。


新しい恋探しな!」



奈美にも新しい恋を見つけ幸せになってもらいたい。

そこへ彩夏と啓太が来た。

「華啓太が離れないんだよ。」


『彩夏一人で行くなっていってるだろう。


林の奴彩夏を口説いてやんの。俺の彩夏に勝手触ってるし。』


啓太の発言に奈美が驚く。

「あ、奈美久しぶりじゃん。おまえ何処の大学いってんの? 」


奈美が顔を赤くして、「私大学でなくて、介護の専門学校行ってるんだよね。」

啓太が奈美の肩を叩いて、「奈美頑張ってるんだな。俺今彩夏と付き合ってる。

俺が大学出たら彩夏と結婚するから、。


俺たちの結婚式に出てくれよな。


彩夏おまえからも頼んで置けよ。』



啓太はそう言って彩夏の手を握って笑う。