今日は私たちの成人式。



朝早くからイマージュに向かう。



何故か一輝も一緒にいる。


着付けしてる私と彩夏を見てる一輝。



ある意味セクハラなんですけど。



啓太は羽織袴姿。



なんか凛々しい。



啓太が私と彩夏を見て、『孫にも衣装だな。』



啓太は綺麗な着物姿の彩夏に見とれてる癖に。



「啓太素直じゃないんだから。彩夏こんなに綺麗なんだよ。


他の男に持って行かれるかもよ。」




啓太の顔が焦る。



『華その冗談きついって。』



私が笑うと一輝が、『啓太マジでヤバいぞ。


俺の華には負けるけど、今日の矢口女っぽいよな。


成人式で色んな男に声かけられるぞ!』




一輝何もそこまで言わなくてもいいのに。



啓太がかなり落ち込む。



そんな啓太に彩夏が、「私啓太以外の男に興味にいもの。


どんな男に声掛けられても、啓太一筋だからね。」




啓太の顔ったらなかった。


緩みぱなしの啓太の顔。



彩夏はずっと啓太一筋だもんね。